京都の四条通りの近く、柳馬場通六角下ルのフランス料理のレストラン
レ・シャンドールは、お料理だけでなく、随所に様々な気遣いがまんべんなく行き届いていています。
中でも、ダイニングルームに1ヶ所だけ活けてあるアレンジメントフラワーは、トーンを抑えた室内の中で、華やかさを際立たせています。また、そのお花の反対側の壁にある大きな鏡の反射でもテーブルから楽しむことができます。
加えて、お手洗いにも、見事なお花がアクセントのように配置されています。
ここでは、この9ヶ月間に何度かお昼を頂いたおりの花を紹介します。
(イメージをクリックすると、少し大きな写真が表示されます)
平成30年6月
平成30年8月
同日、お手洗い
見事なパフィオペディルムです。
平成30年10月下旬
同日、お手洗い
平成31年1月
同日、お手洗い
平成31年 3月上旬
同日、お手洗い
季節の雰囲気(少し先取り)が出ていることに加えて、洋花系のお花を基本にしながら、さりげなく、日本のその季節を代表する花を添えてあり、その組み合わせの妙を楽しむことができます。洋花では、ランや薔薇などの多く使われているお花に加えて、アナナス(パイナップルの仲間)や南アフリカのケープ植物区の独特な植物(ヤマモガシ科レウコスペルルム属;平成30年6月の橙色の花など)が使われていて、対比を強めています。
その中にさりげなく組み合わされている、和物の花は、例えば、平成30年8月の写真では、ホオズキや(中ほど)や、蓮の花托(右側中程に見える、緑色の蜂の巣のようなもの)。平成31年1月の写真では、背部のアヤメ科植物の葉。3月の写真では、ボケやユキヤナギ(あるいはコデマリ)などがあります。
京都中心部は、碁盤のように南北の通りと、東西の通りの交点を基準に、そこから北にいくのを上がる、南に行くのを下がる、東西方向に行くのを東入ル、西入ルと言いますので、レ・シャンドールの住所柳馬場通六角下ルは
柳馬場通(やなぎのばんば通り;南北の通り)を北に進んで、六角通りの交差点まで行くと行き過ぎで、その交差点より手前にあることを意味しています。(実際には、四条通りから歩いていけば、六角通りよりひとつ南にある蛸薬師通の交差点を北上すればすぐに左手に見えてきます。)
ちなみに、四条通り(地下鉄四条烏丸や阪急京都線の駅)から御池通り(地下鉄東西線、京都市役所駅〜烏丸御池駅)、烏丸通りから寺町通り(南北のアーケード)で囲まれる、錦市場や、有名レストラン、ケーキ店、チョコレート店、小物屋さんなどで最近注目を浴びている区域の通りは、東西方向も南北方向も、車両は一方通行になっています。それが、交互になりますので、場所を記憶する補助として、その目的地の前の通りが、北向き一方通行あのか南向き一方通行なのか(あるいは東向き、西向きの一方通行なのか)を記憶しておくと、再度訪問する際に、通りを探す手間が半分で済みます。
例えば、レ・シャンドールの前と南北の通り柳馬場通は、北向き一方通行ですので、四条通りから柳馬場通への入り口を探す際には、四条通りから自動車が入り込む通りを探し、自動車が四条通りに入り込む通り(南行き一方通行)は無視してかまわないことになります。
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