夏になると、グルニエドールのルバーブのタルトが食べたくなります。
そこで、ナンボルトクアとラ・クラシックが、ルバーブのタルトを受け継いでいるのかを確かめに京都にでかけました。
第一の目的は、満願堂の芋きんの出張販売が四条大丸で開催されていたからですが。
ナンボルトクアで問い合わせたところ、ルバーブのタルトは作らないそうです。
そこで、ラ・クラシックまで足を延ばすことにしました。
京都の四条周辺からラ・クラシックに行くのは、思いの外簡単です。河原町通りを北上する京都市バスの205系統に乗って、糺の森で降車して100メートルです。
京都市バス205系統は循環する路線ですが、京都駅や四条河原町を通って下鴨神社、京都府立植物園を通る、とても便利な路線です。日中はかなり頻繁に運行していますので、バス停で長時間待つことはありません。
糺の森バス停を降りると、南側の交差点を横断してすぐの位置にあります。
この写真は、糺の森停留所の近くから撮影したもので、中央の黄土色の4階だてのビルの1階にラ・クラシックがあります。この交差点は、後述します糺の森への入り口の一つとなっています。背景に下鴨神社の糺の森の大木が見えています。
ナンボルトクアと比較して、ラ・クラシックは明るいイメージの店内でした。
ここでもルバーブのタルトは販売していませんでした。それに近いものとして、プラムのタルトを買ってみました。
他にも買いましたが、オレンジのケーキもその一つでした
グルニエドールとつながるとは言え、ナンボルトクアもラ・クラシックもそれぞれのお考えで新作ケーキを作っておられるのですから、ルバーブのタルトのイメージをそれぞれの店に求めるのは、適切ではありません。思い出の中にとどめておくのが適切だと思います。あのタルトに触発されて、ルバーブのジャムを作り始めることができたのは嬉しいことです。
ラ・クラシックでも喫茶テーブルが用意されています。下鴨神社(糺の森)を散策に合わせて、ラ・クラシックで喫茶を楽しむのが良いかもしれません。
さて、糺の森ですが、先程の交差点から入るとすぐに、下鴨神社の近くの糺の森に到着します。
神社の参道と言えば、杉の大木のような、鬱蒼とした並木のイメージを持ちがちですが、糺の森は、京都本来の生態を反映する、落葉樹が卓越しています。そのため、この季節の糺の森は、明るいけど、涼やかな風がそよいでいます。
また、参道には複数の水路が流れていて、冷涼さを際立たせています。
少し歩くと、下鴨神社の本殿への入り口に至ります。
糺の森(下鴨神社)の散策の際にラ・クラシックで喫茶、買い物というのが、ゆったりした京都の過ごし方の一つと思います。
2019年6月26日水曜日
2019年6月14日金曜日
N700Sの走行音はN700Aとは違う
N700Sの360 km走行に関するビデオがJR東海によりマスコミ各社に公開され、鉄道新聞がYouTubeに、沿線から見た走行の様子をアップしておられます。
【比較】N700S新幹線360km/h試運転・N700A通過シーン |鉄道新聞
3回の通過シーンで、N700Aの385 km/h未満の走行とN700Sの360
km/hでの走行が比較できるようになっています。
走行音に違いがあるように感じたので、それぞれの走行音のスペクトラムを分析してみました。
ここに出しているのは、上記JR東海提供のビデオの第1シリーズと第3シリーズです。
録音レベルやマイクの位置に関する情報がありませんので、音量の比較はできませんが、スペクトラムの解析なら、ある程度明確な違いがわかります。
いずれのシーケンスとも、N700Aの走行音には、3 KHzあたりにレベルの強い部分があります。それに対して、N700Sには、そのようなスペクトルの強い部分が特に見当たりません。
N700Aの走行音のこのフォルマントのようなスペクトルの山は、もとのYouTubeを聴いていただければわかるのですが、ピッチのある音として認識できるものです。私は、パンタグラフと架線の摩擦音と思っていましたが、そうではないのかもしれません。
一方N700Sには、そのようなめだったスペクトルの山がありません。そのため、ピッチを持たないホワイト・ノイズのような走行音として感じられます。
ちなみに、両方のスペクトラムで、走行音と走行音の合間に3Khz付近に見えている「のこぎり」状の波形は、田んぼの蛙さんたちです。
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