11月2日のコンサートに出かけた際に、グルニエドールに行きました。このお店のアップルタルトは時期に合わせてリンゴの品種を変えていくのですが、この時はちょうど紅玉になっており、買い求めました。
ケーキに使うリンゴの中で、紅玉は別格と思います。加熱処理した際の、半透明になった果肉の食感と酸味は他の何にも代えがたい。
20年ほど前に、NHKのニュースで紅玉を「まぼろしのリンゴ」と紹介していましたが、幸い、関西でも短期間ですが、普通に入手できていましたし、最近では良質のものが店頭に並んでいるようです。また、青森のリンゴ農家から取り寄せることも可能でした。
鍋一つでできるとても簡単なものですが、さつまいもと紅玉の重ね焼きを作って楽しみます。
材料は、さつまいもと紅玉、干しぶどう、バター、それに砂糖(きび砂糖)。
なべ底にバターを薄く引き、そこに薄く切ったさつまいもを敷き詰め、次に同じように薄く切った紅玉を敷き詰めバター、砂糖、干しぶどうを少し加える。これを何回か繰り返して準備は完了。後は、上に小さな蒸気穴をつけたハトロン紙を重ねて、ごく弱火で加熱するだけです。
シナモンパウダーを適宜使用します。
これで、さつまいもの甘さと紅玉の酸味が見事に調和したものとなります。
0 件のコメント:
コメントを投稿