4月23日に発表と予想されている次のハイエンドFF E-マウントカメラは、“around 20MP”とSonyalpharumorsでは推定しています。
20MPではなく、“around
20MP”と、幅のある書き方が気になります。
そこで、別の観点から、“around 20MP”をもう少し絞り込めないか考えてみました。
そこで仮定する条件はただひとつ
1.
Super 35mmサイズで4K QFHD(3840×2160)の撮影が可能なFFセンサー
です。α7SIIでは4K QFHD撮影はフルフレームでしかできません。しかし、Sonyのものを含めて、シネレンズにはイメージサークルがSuper 35mmサイズしかカバーしないものが相当にあります。そのため、高感度、高速度ハイエンドカメラであっても、Super 35mmサイズで4K QFHD収録が可能なものが必要になると考えます。
この仮定から導かれる、FFサイズ(4:3)の画素数は
5760×3840≒22百万画素
となります。
この画素数では、Super 35mmサイズではオーバーサンプリングとはなりません。しかし、α6500の2.4倍オーバーサンプリングで24P収録では1フレームの取得時間がながく、そのため「こんにゃく現象」が著しく、動体撮影には無理がありますが、オーバーサンプリングをしないSuper 35mmサイズでは、1画素にかかる取得時間が同じだとすると。1フレームの取得時間が1/2.4になることになり、「こんにゃく現象」がかなり改善されるはずです。
また単純に考えると、24P×2.4=57.6Pでの撮影が少し前の技術水準では可能ということになり、もうちょっとの技術の進歩があれば60Pの撮影モードが実現可能になります。
“around 20MP”が22MPであれば、20MPでは実現しないSuper 35mmサイズで4K QFHD収録が可能になるはずです。
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