Sony αシリーズの新製品と噂されているSony A7cの外観らしき写真が出回っています。
α6000シリーズの筐体のデザインを受け継いでいるようですが、変化している箇所もあります。
写真を見て不思議と思った点を整理します:
1. カメラ本体の上面(いわゆる軍艦部)に段差がある。
レンズ取付部から上端までの距離には変化がないようです。さらに、写真の印象としては、レンズ取付部から下のボディの長さがα6300やα6500とは違って少し長くなっているようですので、カメラの光学部、センサー部分が、底面よりも段差の分だけ上に引き上げられ、本体の下部に何らかの装置が入る隙間を作ったと推定します。
レンズ取付部から下のボディの長さは、α6300やα6500よりも長くしないと、サイズの大きなFFレンズを三脚に装着する際につかえてしまいますので、ボディ下部に余裕ができるのは望ましいことです。
噂されている外形寸法が
124(幅)×71.1(高さ)×59.7(奥行き)mmで
A6500が
約120.0(幅)×66.9(高さ)×64.4(奥行き)mm、
約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 53.3 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)
A6600が
約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 69.3 (奥行き)mm、
約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.0 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)
高さが4.2mm高くなっていることから、光学系+センサーが高い位置に置かれている(必然的に、マウント下端とボディ底部との距離が長くなる)ことは妥当な予想と思います。
2. センサー取り付け位置(基準面マーク)とホットシューの位置関係に違いがある。
レンズ取付部と基準面マークとの間は変化するはずがありませんので、新製品では、ホットシューが少し後ろに移動していることになります。これが何かを意味するのか不明です。
3. ボディ上面、EVFの前あたりに、細長い2本の穴状のものが見える。
α6300やα6500にはそのような穴はありませんので、穴なのか刻印なのか不明ですが、
穴だとすると、放熱穴かもしれませんし、あるいは、ボディ前面の2箇所のステレオマイク
と組合わせて、特別な集音特性をもたせるのかも知れません。
0 件のコメント:
コメントを投稿