2020年9月11日金曜日

Sony αシリーズの噂の新製品(Sony A7c?)の疑問点

 Sony αシリーズの新製品と噂されているSony A7cの外観らしき写真が出回っています。

α6000シリーズの筐体のデザインを受け継いでいるようですが、変化している箇所もあります。

写真を見て不思議と思った点を整理します:

1. カメラ本体の上面(いわゆる軍艦部)に段差がある。

レンズ取付部から上端までの距離には変化がないようです。さらに、写真の印象としては、レンズ取付部から下のボディの長さがα6300やα6500とは違って少し長くなっているようですので、カメラの光学部、センサー部分が、底面よりも段差の分だけ上に引き上げられ、本体の下部に何らかの装置が入る隙間を作ったと推定します。

レンズ取付部から下のボディの長さは、α6300やα6500よりも長くしないと、サイズの大きなFFレンズを三脚に装着する際につかえてしまいますので、ボディ下部に余裕ができるのは望ましいことです。

噂されている外形寸法が

124(幅)×71.1(高さ)×59.7(奥行き)mmで

A6500が

120.0()×66.9(高さ)×64.4(奥行き)mm
120.0(幅) x 66.9(高さ) x 53.3 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)

 

A6600が

120.0(幅) x 66.9(高さ) x 69.3 (奥行き)mm
120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.0 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)


高さが4.2mm高くなっていることから、光学系+センサーが高い位置に置かれている(必然的に、マウント下端とボディ底部との距離が長くなる)ことは妥当な予想と思います。



2. センサー取り付け位置(基準面マーク)とホットシューの位置関係に違いがある。

レンズ取付部と基準面マークとの間は変化するはずがありませんので、新製品では、ホットシューが少し後ろに移動していることになります。これが何かを意味するのか不明です。


3. ボディ上面、EVFの前あたりに、細長い2本の穴状のものが見える。

α6300やα6500にはそのような穴はありませんので、穴なのか刻印なのか不明ですが、

穴だとすると、放熱穴かもしれませんし、あるいは、ボディ前面の2箇所のステレオマイク

と組合わせて、特別な集音特性をもたせるのかも知れません。





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