Sony α7SIIで撮影した4Kビデオが、Sony Camera Channelに公開されています(公開日は9月17日)。
α7S II High quality 4K movie
"Landscape" in Full frame | α | Sony
同じ撮影地でのHDの5倍スローモーションビデオ
α7S II - 5x Slow Motion
"Landscape" in Full HD | Sony | Alpha | A7S II
こちらはSony Europeにありました。
Sony α7SIIですから、フルフレームでの撮影です。
これらのロケ地は八丈島です。
冒頭の風景は、大坂トンネルの展望台から撮影した横間海水浴場あたりの海岸、右に西山(八丈富士)、左には、遠く八丈小島の大平山を配したものです。
石垣は、六法積みによる玉石垣です。一つの石に注目すると、周りに6個の石が接することになりますので、そのように呼ばれているとのことです。
滝は「裏見ヶ滝」、滝の裏に周り込めます。
そして、ビロウをバックに、波が岩礁に打ち寄せるのは南原千畳敷あたりではないかと思います。
この滝と打ち寄せる波はスローモーションのデモビデオの素材にもなっています。
使用したレンズは
Eマウント
- Vario-Tessa FE 16-35 mm F4 ZA OSS
- Distagon FE 35 mm F1.4 ZA
- Sonnar FE 55 mm F1.8 ZA
- Vario-Tessar FE 24-70 mm F4 ZA OSS
- FE 70-200 F4 G OSS
Aマウント
- 70-400 mm F4-5.6 SSM II
でした。風景の超望遠のレンジは、まだAマウントレンズが必要になるということなのかも知れません。
青空を背景にした真っ赤なハイビスカスのショットと、木漏れ日の中の裏見ヶ滝の全景ショットがS-Log3収録されています。このような明暗差の激しいショットにS-Logが活躍するのでしょう。グレーディングして艶のある美しいビデオに仕上がっています。
α7RIIのフルフレーム撮影と比較すると、はるかにα7SIIのフルフレームのほうが安定しており、α7RIIのSuper 35 mmクロップとは同程度だがα7SIIのフルフレームのほうにほんの少し余裕が感じられます。
先の京都の能舞台のプロモーションビデオは、どちらかと言うと高感度撮影をアピールするものでしたが、こちらのビデオは、日中の撮影にも優れていることを示すことが目的なのでしょう。