2017年7月14日金曜日

Sony α6300/6500での便利な設定

1.    サイレント撮影
前回アップしましたオーベックファン神戸のランチの写真について、予め許可を得て撮影しましたが、それに加えて他のお客様に迷惑にならないようにサイレント撮影できる設定にしておきました。
設定するのは2ヶ所
  サイレント撮影 を入に
  電子音 を切に
設定するだけです。α9と同じようにサイレント撮影できます。

α6300とα6500では、設定する場所が違いますが、同じように設定することができます。(α6000は、電子音を切ることはできますが、サイレント撮影を選択する項目がありません)

ただ、この場合には、全て電子シャッターで露出を制御することになりますので、激しく動く動体やスローシャッターでは機械式シャッターを用いる場合よりも画質の劣化がある可能性があります。

それから、“隠し撮り”を疑われる可能性がありますので、通常の使用では、サイレント撮影を切、電子音を入に設定しなおしておくことが賢明でしょう。

α6300を使った経験から、通常の機械式シャッター(サイレント撮影を切に設定)で、電子先幕シャッターを入(オン)にしておいたスティル写真の中に、なんとなく“ピリッとしない”と感じるものがありました。そこで、通常の設定では、電子先幕シャッターは切(オフ)にして、完全に機械式シャッターに頼って撮影するようにしています。

2.    レンズのAF-Lボタンの設定
純正レンズの一部についているAF-Lボタンは、プログラム可能です。私の場合は、90 mm Macroに付いています。実際に撮影する際には、AFロックが必要な状況では、むしろMFに切り替えて撮影することが多いので、このボタンを使っていませんでした。
ところが、このボタンがプログラム可能であることを知り、Movieボタンに設定して使っています。もともとのMovieボタンは誤動作を防ぐため、とても押しにくくなっています。面積が小さいためこのボタンを押すと手持ちではカメラが大きくぶれてしまいます。そこで、C1ボタンやC2ボタンをMovieボタンに設定しているのですが、AF-LボタンをMovieボタンに設定すると、ムービー撮影の安定度が一層増します。問題は、AF-Lボタンのないレンズに備えて、C1ボタンやC2ボタンなどのMovieボタンへの設定も行っておかなければならないことです。AF-Lボタンの設定は、α6300/6500いずれでも可能です。


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