普段食べている主な野菜や果物がいつ日本に登場し、いつ普及したかについて調べて見ました。
名称
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初登場
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栽培
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メモ
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野菜
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玉ねぎ
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1871(M4)札幌
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1880(M13)
農家栽培
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観賞用としては、江戸時代に長崎に上陸
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西洋人参
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江戸時代末期
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東洋系人参(金時人参など)は16世紀に導入
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じゃがいも
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1600頃
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オランダ船によってジャカルタ港から導入
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さつまいも
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1597
宮古島
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17世紀の始めころ
琉球、九州など
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キャベツ
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1874(M7)栽培試験
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1893(M26)
軽井沢
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外国人居留民向けには1850年代に導入
観賞用としては、江戸時代前期にすでに導入(葉牡丹、ケール系)
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白菜
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明治末〜大正
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交雑しやすいため、品種維持に手間取った。
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レタス
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江戸時代末期
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タマヂシャ
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カリフラワー
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明治初期
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戦後、昭和30年ごろ
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本格的な栽培開始は、進駐軍向け。
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ブロッコリー
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明治初期
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昭和40年代
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アスパラガス
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明治
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大正(輸出缶詰用)
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エリンギ
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1993年
人工栽培
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大根
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弥生時代
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青首大根
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1974年タキイ種苗
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練馬大根
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元禄年間
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聖護院大根
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文政年間に作出
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桜島大根
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1804年以前
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ルバーブ
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明治初期
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1920年代
外国人避暑客向け
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赤ルバーブは、2004年頃から長野県富士見町が特産品として売出し。
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果物
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りんご
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1862年松平春嶽説
1854 加賀藩下屋敷説
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1871(M4)
米国より75品種を導入
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ふじ
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1939年
青森県
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ゴールデンデリシャス
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1923年
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1914年アメリカ作出
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王林
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1952年
福島県
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紅玉
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1871年
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1800年ごろアメリカ、偶発実生
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いちご
(オランダイチゴ)
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江戸時代
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1872(M5)
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メロン
(マスクメロン)
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1925(T14)
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外国からの導入は、江戸時代に初めて日本にもたらされ、本格的栽培は明治中期からという場合と、カリフラワー、ブロッコリー、アスパラガスなどのように、第二次世界大戦後、進駐軍向けの栽培からというのが多いように思います。
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