Sony α99IIはトランスルーセントミラー・テクノロジーを使ったシステムですので、Eマウントシステムとは異なる部分がありますが、フォーカルプレーンシャッター以降のイメージセンサーや信号処理システムには共通のものがあります。
そのため、Sony α99IIのスペックから、次期Eマウントシステムに取り込まれる新機能を推測することが可能です。
そのような、次期Eマウントシステム(とりわけ、α7シリーズ)に採用される可能性が高いものとして、以下のものが考えられます。
1.
フロントエンドLSIの採用
現在のEマウントシステムでは、イメージセンサーからのデータはBIONZ Xに直接入ってきましたが、Sony α99IIではイメージセンサーとBIONZとの間にフロントエンドLSIをかませてあります。
これにより、総合的にはより高い画質と処理速度が実現されているとのことです。このことが12ショット/秒という連続撮影を可能にしたものと思います。(フォーカルプレーンシャッターの違いもあると思います)
FEシステムのカメラに12ショット/秒のような高い連射性能を求めるのかどうかは、製品戦略によるものですので、なんとも言えませんが、α6000やα6300では11fpsの撮影が可能であり、α7シリーズには、これらの製品と比較すると、少しモタつく感じがありますので、12ショット/秒にちかい、キビキビとした動作がα7シリーズの後継機にも実現されると、とても魅力的だと思います。
現在のEマウントシステムでは、イメージセンサーからのデータはBIONZ Xに直接入ってきましたが、Sony α99IIではイメージセンサーとBIONZとの間にフロントエンドLSIをかませてあります。
これにより、総合的にはより高い画質と処理速度が実現されているとのことです。このことが12ショット/秒という連続撮影を可能にしたものと思います。(フォーカルプレーンシャッターの違いもあると思います)
FEシステムのカメラに12ショット/秒のような高い連射性能を求めるのかどうかは、製品戦略によるものですので、なんとも言えませんが、α6000やα6300では11fpsの撮影が可能であり、α7シリーズには、これらの製品と比較すると、少しモタつく感じがありますので、12ショット/秒にちかい、キビキビとした動作がα7シリーズの後継機にも実現されると、とても魅力的だと思います。
2.
HD撮影での、録画フレームレートと再生フレームレートの独立した設定
HD撮影では、録画フレームレートを1、2、4、8、15、30、60、120fps
再生フレームレートを24p、30p、60pとそれぞれ独立に設定でき、5倍スロー(録画120fps、再生24p)から60倍クイック(録画1 fps、再生60p)まで多様なスロー・クイックモーションが可能になっています(録画120fps、再生60pは不可)。
次期Eシステムに導入するのに、何の障害もないと思います。できれば、クイックモーションについては4K撮影でもこれと同様の機能がつくとよいと思います。
HD撮影では、録画フレームレートを1、2、4、8、15、30、60、120fps
再生フレームレートを24p、30p、60pとそれぞれ独立に設定でき、5倍スロー(録画120fps、再生24p)から60倍クイック(録画1 fps、再生60p)まで多様なスロー・クイックモーションが可能になっています(録画120fps、再生60pは不可)。
次期Eシステムに導入するのに、何の障害もないと思います。できれば、クイックモーションについては4K撮影でもこれと同様の機能がつくとよいと思います。
3.
フリッカーレス撮影
4.
メニューシステムの部分的な改善
一つだけ、Sony α99IIのスペックの中で注意しなければならないのは、AFの検出輝度範囲です。最低輝度が、Sony α99IIでは-4EVとなっており、α7RIIの-2EVと比較して低くなっていますが、この-4EVでの測距が可能なのはトランスルーセントミラーによるセンサーの中央部のみであると書かれており、撮像面AFセンサーの性能向上によるものではありません。
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