α99 IIのプロモーション・ビデオが発表されています。
α99 II -High quality 4K movie | α | Sony
冒頭の山と氷河湖(0:07〜0:26)はどこが撮影地か特定できませんでした。
中世都市(0:30〜0:55)は、ドイツのローテンブルク(オプ・デア・タウバー)の中世の町並みです。
0:35あたりの時計塔とその横にある建物は、
時計塔が市議宴会館の仕掛け時計で、時計の左右に窓が見えているところから、定時に人物が現れビールを飲みます(町の歴史に関係したエピソード)
最後に、この建物の向かいに見える建物はHotel (Gasthof) Goldenes
Lamm(金の羊ホテル)です。
次にかぶとのようなものがぶら下がっているのは、店を示すサインのようなもので、中世まで遡るものです。
0:47の泉は、おそらくSt.
George(聖ジョージ)の泉
0:50の看板はHotel-Gasthof
Goldener Greifen(ホテル-ガストホフ ゴールデナー グレイフェン)の看板です。
1:08〜1:20までは、スペインのバルセロナにある
カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)の外部ファサード(モザイクタイルを貼り付けたピラー)とホール上面のステンドグラスです。バルセロナの世界遺産の一つになっています。
他にもスチル写真で、ハイデルベルクのものがありましたので、南ドイツ、アルプス(あるいはピレネー山脈のどこか)、スペイン(バルセロナ)と撮影旅行されたのでしょう。フォトキナを意識した撮影地の選択だったのではないかと思います。
使っているレンズは以下のAマウントレンズでした。
Vario-Sonnar 24-70mm F2.8 ZA SSM II
70-200mm F2.8 G SSM II
Planar 85mm F1.4 ZA
70-400mm F4-5.6 G SSM II
Vario-Sonnar 16-35mm F2.8 ZA SSM II
このうち、Planar 85mm F1.4 ZAを除く全てがSuper35mm撮影(1.8倍オーバーサンプリング)による撮影(≒APS-Cサイズ)で、引き締まった解像感の高い映像です。
Planar 85mm F1.4 ZAはモデルさんのバストアップの振り返りだけに使われており、これだけフルフレーム撮影です。この映像だけ、少し柔らかく見えるのは、フルフレーム撮影の特徴なのか、それとも、Planar 85mm F1.4 ZAの特徴なのかははっきりしません。
α99 IIのビデオ撮影については、撮影フレーム/秒と、再生フレーム数/秒を独立に設定できるようで(HD限定)、スローモーションとクイックモーションが比較的自由に行えるようです(HDではスローモーションの恩恵がフルに得られるのでしょう)。