2015年7月22日水曜日

Sony Storeでの4Kビデオ・サンプル

本日、Sony Storeα7RIIRX100IV4Kビデオサンプルを見ました。

前々から紹介しているSuper 35 mm4Kビデオです
‪α7R II -The Ultimate High-resolution 4K movie in Super 35mm vol.01 | α | Sony

YouTubeと比較すると、はるかに圧縮が少なく、ディテールがもりもりと迫ってくる感じに圧倒されました。特にFE 90 mm F2.8 Macroで撮影したアマガエルと囲炉裏の炎のフレアのリアルさは尋常ではありません。また、FE 55 mmF1.8で撮影した白川郷の夜景の暗部の豊かな階調もYouTubeビデオと比較するとより明確に感じ取れます。
精細な画面になるほど立体感が感じられます。それもSony Storeのビデオのほうがより豊かでより自然です。

RX100IVの子供たちの遊びをビデオにしたものも見ました。あれほど小さなカメラで撮影したものとしては申し分のないものでした。無理して4Kにしたという印象はなく、伸びやかな画質でした。


東京、大阪、名古屋のSony Storeに行って実際に確認すると良いと思います。

Sony Shopや大型量販店でもデモしているかも知れません。


2015年7月20日月曜日

ヒメハルゼミの大合唱

奈良市春日大社の森、春日原始林にはヒメハルゼミが生育しています。今年もその大合唱が聴かれるようになりました。

6時すぎに「下の禰宜道」(通称、ささやきの小径)では、ヒメハルゼミに加えてヒグラシまで鳴いていました。


ヒグラシは比較的低い高さで鳴いていますが、ヒメハルゼミはおそらく大木の樹冠で鳴いているようです。音頭取りの1頭が鳴き始めますと、それに合わせて同じ樹冠のヒメハルゼミが一斉に鳴き出します。するとそれが刺激となって、隣の樹冠のヒメハルゼミが鳴き始める、鳴き声の中心が次々に変わっていくという具合で、周囲を圧倒する大迫力です。今回も録音しましたが、ヒグラシまで鳴いているということで、ヒメハルゼミだけの大合唱を録音した、2011716日の録音のスペクトルグラフを紹介します。

上のグレーの2本が音声波形です。集団で次第に鳴き始めて、終わるのも少しずつ少なくなりますので、大きな音の塊がいくつかでき、その間隔はほぼ一定です。
下がその一部のスペクトルです。96 KHz 24ビット録音のものの28Hzあたりまでの周波数をパワー表示しています。8 kHz, 14 kHz, 24 kHzあたりにパワーのピークがあります。人の可聴域を超えた成分があるのです。まさに天然のハイレゾ音源です。
合唱の山場あたりには、大きな周波数のうねりがあることがよく見えています。

ちなみに、ヒグラシのパワースペクトルは

24.56.510.512.5kHzあたりに縞々状にみえています。こちらは人の可聴範囲に収まっています。

春日原始林のヒメハルゼミは、それ自体は天然記念物になっていませんが、原始林自体が特別天然記念物です。
春日大社から志賀直哉旧宅への「ささやきの小径」や上の禰宜道など比較的多くの場所で聴くことができます。

SonyノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4のトンネルボコッ大幅改善

 SonyノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4では、新幹線でのトンネル出入りの際のボコッが、WH-1000XM3と比較して大幅に減少しているようです。 山陽新幹線・九州新幹線ではトンネルが多いため、高速でトンネルに入ったり出たりすると、車内の気圧が急激に変動するため...