Sony EF 90 mm Macro。f8.0での描写を一部切り出しで紹介します。切り出しただけのオリジナルサンプルです。露出補正なし。いずれも7月11日の京都府立植物園。曇り空でオートホワイトバランスに設定していました。
ハゲイトウ
ハゲイトウ Amaranthus tricolor |
葉の微細なひだや細かな毛が確認できますし、微細ぼけ領域への遷移がf8.0でも自然です。
タイタンビカスの蕾
タイタンビカス Hibiscus x Taitanbicus |
花が開ききる前の折り畳み具合の生命力が感じ取れます。タイタンビカスはアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種で、三重県津市の赤塚植物園が作出しました。
ベニスジヤマユリ
ベニスジヤマユリ Lilium auratuma var. rubrovittatum |
花弁の葉脈の細かな筋がうまく写し取られています。
スズカケソウ
スズカケソウ Veronicastrum villosulum |
スズカケソウは徳島県に自生している絶滅危惧種です。
カラコギカエデ
カラコギカエデ Acer ginnala Maximowicz var.aidzuense |
種子が次第に成熟しています。この羽を使って、落下する際にヘリコプターのようにゆっくり落下し、それにより遠くに種子が落ちることになります。
ゴマ
ゴマ Sesamum indicum |
何気ない花なのですが、細かな構造をしていることがわかります。薄紫色のトーンのグラデーションがきれいに表現されています。
ハス
花弁が落ちても、別の美しさがあります。
Sony EF 90 mm Macroの解像感の高さは多く指摘されますが、色乗りの良さや高輝度での微妙なトーンの表現力が高いこと、ぼけへの移行が自然なことなどの特徴があり、加えて、それらの総合的なバランスがとてもよいように感じます。
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