奈良国立博物館で特別陳列お水取りが開催されています。毎年展示されるものが多いと思いますが、今回は、内陣(須弥壇)、礼堂が実物大に再現されています。実際のものはなかなか見る機会がありませんので、とても有意義なもののように思います。
特別陳列は他にもあり(伊豆山神社の歴史と美術)
静岡県熱海の伊豆山神社の修復を済ませた伊豆山権現像にちなんで、いくつかのものが出品されています。
名品展・珠玉の仏教美術ではほぼ1ヶ月ずつで展示物を入れ替えていますが、
奈良県高取町の子嶋寺に現存する国宝両界曼荼羅(子島曼荼羅)の復元模写(2015年)が14日まで陳列されています。紺色の生地に金泥銀泥で描かれた線画ですが、金剛界曼荼羅が平面的なのに対して、胎蔵界曼荼羅はとても立体的に見えます。昨年に次ぐ2回目の展示のようです。源氏物語絵巻の再現模写の際にも感じましたが、再現模写で発見するものがとても多いように感じます。
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