2018年3月30日金曜日

天宮1号の日本付近通過予想(3月30日時点での予想)


天宮1(TIANGONG 1 )は、41日か2日に地球再突入すると予想されています。これまで、1ヶ月ほど情報をウォッチしてきました。

それを、まとめると
1.      この1ヶ月間は、高度二百数十キロを保ってきたが、この1日ほど、高度の低下が顕著になり、本日は1日で20 kmほど下がった。
2.      日本周辺の上空を、1日数回する。そのうち1回は、関東地方とか近畿地方という大きなくくりで、自分の住んでいるところの上空を通過することがある。
3.      日本周辺を通過するのは時間的にまとまっている。つまり、およそ90分の周期で連続して数回日本に接近するが、それ以外の時は、日本周辺に全く近づかない。
4.      多くの予測で、再突入時の高度を130 km程度としている。30日金曜の午後7時半の高度が189kmで、120 km程度高度が下がるとしたら、これから23日で再突入することになる。


後の日になるほど、予想とはずれていくと思いますが、本日の時点での日本周辺の通過予想をまとめておきます。

331日(土曜日)
午前43分を中心とした数分間(沖縄の南から太平洋上を北東に)
午前536分を中心とした数分間(韓国ソウル上空〜日本海〜津軽海峡上空)
午前78分を中心とした数分間(北海道、札幌市の南をほぼ東西に通過)
午前842分を中心とした数分間(日本海〜東北地方横断〜太平洋上)
午前1014分を中心とした数分間(韓国ソウル上空〜中国地方、四国〜紀伊水道)

41日(日曜日)
午前355分を中心とした数分間(31日の午前43分とほぼ同じ)
午前58分を中心とした数分間(31日の午前536分とほぼ同じ)
午前641分を中心とした数分間(31日の午前78分とほぼ同じ)
午前814分を中心とした数分間(31日の午前842分とほぼ同じ)
午前946分を中心とした数分間(31日の午前1014分とほぼ同じ)

42日(月曜日)もほぼ同じパターンの繰り返しです。
しかし、空気抵抗が増し、軌道要素が変化すると、日本周辺の通過にも変化が生じると思いますので、予報がさらにどんどん修正されていくものと思います。



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