天宮1号(TIANGONG 1 )は、4月1日か2日に地球再突入すると予想されています。これまで、1ヶ月ほど情報をウォッチしてきました。
それを、まとめると
1.
この1ヶ月間は、高度二百数十キロを保ってきたが、この1日ほど、高度の低下が顕著になり、本日は1日で20 kmほど下がった。
2.
日本周辺の上空を、1日数回する。そのうち1回は、関東地方とか近畿地方という大きなくくりで、自分の住んでいるところの上空を通過することがある。
3.
日本周辺を通過するのは時間的にまとまっている。つまり、およそ90分の周期で連続して数回日本に接近するが、それ以外の時は、日本周辺に全く近づかない。
4.
多くの予測で、再突入時の高度を130 km程度としている。30日金曜の午後7時半の高度が189kmで、1日20 km程度高度が下がるとしたら、これから2〜3日で再突入することになる。
後の日になるほど、予想とはずれていくと思いますが、本日の時点での日本周辺の通過予想をまとめておきます。
3月31日(土曜日)
午前4時3分を中心とした数分間(沖縄の南から太平洋上を北東に)
午前5時36分を中心とした数分間(韓国ソウル上空〜日本海〜津軽海峡上空)
午前7時8分を中心とした数分間(北海道、札幌市の南をほぼ東西に通過)
午前8時42分を中心とした数分間(日本海〜東北地方横断〜太平洋上)
午前10時14分を中心とした数分間(韓国ソウル上空〜中国地方、四国〜紀伊水道)
4月1日(日曜日)
午前3時55分を中心とした数分間(31日の午前4時3分とほぼ同じ)
午前5時8分を中心とした数分間(31日の午前5時36分とほぼ同じ)
午前6時41分を中心とした数分間(31日の午前7時8分とほぼ同じ)
午前8時14分を中心とした数分間(31日の午前8時42分とほぼ同じ)
午前9時46分を中心とした数分間(31日の午前10時14分とほぼ同じ)
4月2日(月曜日)もほぼ同じパターンの繰り返しです。
しかし、空気抵抗が増し、軌道要素が変化すると、日本周辺の通過にも変化が生じると思いますので、予報がさらにどんどん修正されていくものと思います。
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