ニコラウス・アーノンクール氏が死去されました。
昨日最後のレコーディングとなったベートーヴェン交響曲第4&5番のCDがようやく届いたところでした。
昨日5月8-11日に収録されたこれらの2曲は、いつもと変わらず、「作品に対する解釈や理解が、本当にそれで良いのですか?」と私たちに突きつけてきます。私にとって、アーノンクール氏はモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの作品に対して常に新鮮な問いかけをなさいました。
京都賞の記念講演会で精力的にレクチャーされたのを拝見したことを今でも思い出します。
先日はブーレーズも死去され、二人のマエストロの演奏をもう実際には聴くことができなくなりました。
しかし、私の頭の中では、この二人のマエストロの演奏が今後も鳴り響くことでしょう。
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