この不思議な木、白い花のようですが、デッシュペーパーのようなものが
木の枝にかかっているようにも見えます。
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ハンカチノキ ソノマ Davidia involucrata 'Sonoma' 2015年5月2日、
京都府立植物園 開花までの期間が短い選抜品種
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ハンカチノキと呼ばれている中国原産の落葉樹です。
ユウレイノキと呼ばれていることもあり、また「鳩の木」とも呼ばれています。白い鳩が多数木にとまっているように見えるからでしょう。
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ハンカチノキ
Davidia involucrate 2015年5月2日、京都府立植物園
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実際には、この木の花は、真ん中の部分だけで2枚の白いものは苞（ほう）という葉が変形したものです。
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ハンカチノキ
Davidia involucrate 2015年5月2日、京都府立植物園
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花の奥には、柱頭があり、受粉後はこの部分が肥大するのでしょう。
この花は、分類体系によって、ミズキ科とされたり、ヌマミズキ科とされたり、独立のハンカチノキ科とされたりしていますが、ミズキ科に近縁であることには違いがないようです。実は、ミズキ科のハナミズキ（アメリカンドッグウッド）の白とかピンクの花びらと思っているもの、実際には花びらではなく、苞です。
ハナミズキの場合には、苞が4枚なのに対して、ハンカチノキでは2枚なのが違います。
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| ハナミズキ |
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