春日大社は中臣氏のちの藤原氏の氏神でしたので、藤を大切にしており、境内には藤が咲き乱れます。
花が地面にまでついてしまうほど長いという意味で「砂ずり」と名付けられています。確かに野生の藤よりは長いのですが、最近は昔ほどには長くないように思います。
春日大社 砂ずりの藤 |
式年造営が終わり、真新しい朱色になった本殿に、野生の藤がコントラストを示しています。
真新しい朱塗りに映える藤 |
ところで、参道の飛火野に、単独の藤棚があります。「この木なんの木…」のような単独木の仕立てになっています。
飛火野にある藤棚 |
近鉄奈良駅から、興福寺南円堂の藤を見て、そこから東に春日大社の参道を通り、本殿までは、この季節、藤ロードです。途中の万葉植物園では、200種類の藤が満開とのことです。
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