奈良の傳統御菓子處 おくたの4月のお菓子です。
桜餅は本日(4月30日)が最後とご主人からお聞きしました。
おくたの桜餅 本日最終日 |
こちらの桜餅は、桜葉ごと豪快に楽しむのが醍醐味です。道明寺粉のつぶつぶ感、こしあんの甘さ、そして桜葉のクマリンの芳香、それに塩漬けの塩味の残りが加わって絶妙なハーモニーを奏でます。(クマリンには毒性がありますが、葉の1枚程度なら有害な作用が生じることはないと書いてあります。また桜湯の芳香成分にも含まれています)
柏餅はもちろん、子供の日に向けて販売中です。こどもの日にはちまきも用意されます。
おくたの柏餅 |
紹介する時期を逸しましたが、おくたでは椿餅も2月ごろのごく限られた期間販売されます。その時期は不定とのことで、ことしは幸運にもいただくことができました。
おくたの椿餅 2月ころのごく限られた期間のみ |
おくたへは、近鉄奈良駅からは、奈良町を目指して南下し、元興寺をめざすと通称「彫刻の道」と呼ばれている彫刻作品を多く配した東西の道路沿いにあります。「彫刻の道」の北側の歩道を歩くと、甕に季節の花が投げ入れられているのがお店の目印になります。
喫茶スペースもあります。
おくた 店先には、季節の花が甕に投げ入れられている |
日持ちのするお土産なら、「蘭奢待(らんじゃたい)」があります。
蘭奢待は、正倉院御物の香木として有名で、その名にちなんで
和三盆と吉野本葛で作られたお干菓子です。
蘭奢待は、正倉院御物の香木として有名で、その名にちなんで
和三盆と吉野本葛で作られたお干菓子です。
0 件のコメント:
コメントを投稿